有機農業学習会

兄のブルーベリー

兄が残したブルーベリー

横浜で引っ越しの準備をしている時は、Uターンしたら畑を借りて自分が食べるだけの野菜は作るぞ!と意気込んでいたが、当地へ来て家の掃除、庭木の手入れ、納屋の手入れ、襖と障子の動きの調節、等々色々な家事をしている間にすっかり疲れが貯まり、今ではとても畑仕事などに手を出せる状態ではない。
来年に成ったら、少し疲れも取れるだろうと甘い考えを持って、有機農業学習会に消費者として出席し、先日第3回目の講座を受講した。
20年近く前、地域活性化に取り組んだとき、無農薬・無化学肥料の栽培に挑戦したが、志半ばで仕事の都合が生じて止めることになった。
当時は、高齢者の自立生活の集団居住施設「エルダーヴィレッジ」を企画して、その世話人である村長の育成を目的とし、有機農業と云っても経済的意識が強かった。
今回受けている講座では、有機農業とは、営む人々が経済活動を目指すのではなく、自立生活を目指すもので、消費者と共に生きることを前提とし、決して経済活動が主体ではない、ことを教えられている。
昨今の世界や日本の現状を見て、もっと人々は自らが生きることを大切にすべきではないかと考えている自分にとっては、格好の機会と受け取って毎回勇んで出席している。
また、「草柳大蔵」先生が津和野町にアドバイスして下さった「LAT」の発想”bioreasonable”を実行に移すチャンスだと思って家内と一緒に参加している。
写真は、既に他界した長兄が生前に育ててくれた「ブルーベリー」で、沢山の実を付け始めた。
人間はこのように後輩に身になる果実を残さなければならないと思う。
もし、「LAT」の発想を後輩に伝えられれば、今迄苦労してきた諸々の苦労の甲斐があった、というものになるだろう。

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